ずっと置きっぱなしになっていた仕事の資料に手をつけた。
二つ前の部署の時の資料。異動と同時に通う場所も変わり、処分するのに迷った手持ちの資料をいったん持ち帰ってそのままにしてあったもの。何年か周期でまわってくる仕事で後任の人に聞かれることもあるかと思って念のため残しておいたもの。だいだいこの「念のため」は役に立つことはほとんどないのだけど、全くないわけでもないから、決断力の弱い自分には残す言い訳になってしまう。
結局使われることもなかったし、自分の仕事として残しておきたいかどうかあらためて自問して捨てようかな、と思えた今回、気が変わる前に捨てることにした。
自宅で捨てられる内容ではなかったので、また会社に持っていく手間が発生したけど。
捨てながら、なんとなくあの頃の自分を思い出したりして。だいぶしんどかった時の仕事。あの頃の自分、しんどいなりに頑張ってたな、とか。
結局、4、5センチ幅のパイプファイル5冊分の資料を捨てた。そんなの、ずっと部屋に置いていたのか。
どうせ埋めるのなら、もっと素敵なもので部屋を埋めよう。
