もともと、髪に何かをつけるのは好きじゃなかったりする。
自分の髪の手触りが好きなので、ムースとか表面に何かついてるのは、できるだけ避けたい。何かついてる状態の髪が首に絡むのも、なんだかかゆくて。
何もつけなくてもそれなりになってくれればいいんだけど、そういう訳にもいかないから、ムースだのクリームだのに頼ることになる。毛先がゆるやかに自然にくるん、とか、憧れたりもしたし。
しかし。
買ったときの意気込みが、最後まで続くはずもなく。
そもそもそんなに得意科目じゃないんです、スタイリングとか。めんどくさくなるし。
そして使い切る前に髪型が変わることもあるし。
結果、洗面台のまわりには、使いさしのスプレーとかが何本も並ぶことに。
使い切らないと捨ててはいけない。
どうして自分の中にそういう縛りがあるのかわからないけど、使いさしだと捨てられない。
何年もそのままになっていたムース、使ってみました。最近は、美容院で勧められたものを買ってるけど、それだとおサイフが厳しいときもあって、自分でドラッグストアで探したやつ。あと少しのところで使わなくなってた。おそるおそる、手のひらに出してみた。
なんともないみたい。もともと無香性のものを選んでたから、匂いもないし。
判定。使えます。
振ってみたら、あと少し、って感触だったのに、使ってみたら意外と空にならなくて、騙された気持ちにもなったけど。2週間程でなくなりました!
スプレー缶の穴あけ使って、回収に出す用意。どうしてこうスプレー缶って、使い切ったつもりでも、穴あけると待ってました!って、プシャッて出てくるんでしょうか?
はい、次。
ウォータークリーム。
分離してました。
振ればよくない?
はい、見た目はもとに戻ったので、手のひらに出して使ってみた。
判定。使えます。
でも、匂いが、匂いが…。
フローラルブーケの香りがするはずなのに、なんだろう、これ、のりの変質した匂いかな?
この匂いを克服する自信はないので、残念ながらここでさようならです。
このての微妙な液体モノって、みんなどういうふうに捨ててるんだろう…。